日本全国のクラフトビール醸造所、マイクロブルワリーを調べてみた
仕事の関係で、日本全国のクラフトビール醸造所、マイクロブルワリーを調べてみた。
2023年現在、日本全国のクラフトビール醸造所、マイクロブルワリー はなんと700あるようです。今も増えているそうです。
ただし、自社設備を持たない「ファントムブルワリー」は含まないので、想像していた以上に多いのばびっくり。
※ブルワリーは、主にクラフトビールをつくっている小規模醸造所のことを言うようです。英語で表すと「brewery」となり、ビールを「醸造する(ブリュー:brew)場所」という意味。
沖縄だけでも10以上のブルワリーがあるので、ここまで伸びた理由としては、まず1つが1994年の酒税法の改正(規制緩和)にあります。
それまでは、ビールの製造免許をとるのに必要な最低製造量がそれまで“年間2,000kl”が条件だったため、大手メーカーしか製造できませんでした。この酒税法の改正により最低製造量が60klにまで引き下がってことで、日本全国で個性豊かな「地ビール」が出てきました。
ただ、その影響で各地に地ビールは誕生しましたが、値段が高いわりには美味しくない...と言うイメージがついて、人気はありませんでした。要は『品質』を二の次にしていたのだと思います。
※その頃、黒ビールが流行っていたのを記憶していますが、自分には合わなかったなぁ...
ご当地の土産物といった側面が強かった地ビールですが、そこから、醸造所の皆さん、職人さんが『品質』にこだわりを持ち、海外で修業したり、地道に研鑽を積んできたこと、そしてSNSでPRしたことで盛り上がりを見せているようです。
果物、ハーブなど地元の名産品を使用した“個性豊かな”な商品がいっぱいあります。新たなビールの楽しみ方が広がります。
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